スーパーの買い物カートに秘められた売り上げ倍増のアイデア
今では当然のように思えるものですが、スーパーマーケットの売り上げを大きく伸ばすことに貢献した「単純なアイデア」をご紹介いたします。
昔のスーパーマーケットでは、買い物かごを乗せるカートには、買い物かごが1つしか乗せられませんでした。
しかし、今日のカートの多くは2段式の構造になっています。
つまり、その分たくさんの商品を入れることができるようになり、それに伴い売り上げが大きく向上したというわけです。
「1つのものを2つにする」「容量を大きくする」。
単純ですが、この単純さに気づかないのが人間です。
事実スーパーマーケットでも、何年もの間、気がつかなかった発想だったわけです。
似た発想で、タバコ「ラッキーストライク」のパッケージの改善があげられます。
初期の「ラッキーストライク」のパッケージには、シンボルマークである、あの丸いデザインが片面にしか施されていませんでした。
それを両面に変更することにより露出度が高まり、今日のように世界的な銘柄になりました。
チラシ広告の場合もこのことはいえます。
裏面を白紙のままにした広告と両面に印刷をした広告とでは、反応率が1.5倍以上にもなることもあるのです。
儲けのヒント
単純に「大きくしてみる」「多くしてみる」