高級なのに売れる店には理由がある

高級なのに、開店前から長蛇の列ができる人気店は何故ヒットするのでしょう。

 

元祖高級食パンの乃が美は、老人ホームを訪れた際に、パンの耳が残っていたことに着目し、生食パンを開発しました。

パンの耳は硬いので切り落として食べないというお年寄りが、「耳が美味しいからまた食べたい」と言うほど美味しいと評判なのです。

 

乃が美の食パンを手に持つと、ずっしりと重みを感じるくらい水分量が多く、口に入れると溶ける生食パンは、2斤で斤800円もします。

耳まで柔らかい生食パンは、毎日食べるには高級過ぎますが、ちょっと手土産に持って行くにはちょうどいい価格帯となっています。

また、老若男女問わず万人受けするところも儲かる理由となっているのではないでしょうか。

 

全国に11店ある店舗は、毎日オープンからお客様が途絶えることがほとんどない人気振りとなっています。

1度食べたお客様は、「今までに食べたことがない食パンだった」「きめが細かくて美味しい」「お裾分け用に余分に買いたい」というお客様で一杯です。

 

乃が美は、セントラルキッチンを持たず、各店舗で食パンを製造販売しているのが特徴。

焼きたてのパンを各店舗で提供することで、お客様の満足度を満たしています。

食パンの製造工程は、一般的な食パンと変わりませんが、通常よりも捏ねる時間が長く焼成時間が短いことで、独特のしっとり感を出しているのだとか。

 

更に乃が美で驚きなのが、パン職人を雇わないことで大幅な人件費の削減にも成功していることです。

そのかわり、誰が見ても作れる製造マニュアルを作成。

また、店舗は事前の徹底リサーチによって場所を決めるのが鉄則ですが、乃が美の場合は、家賃のコストを下げるために繁華街から少し離れた場所に店を出しています。

そうして、繁華街に買い物に来ているお客様が、遠くに行列ができているのを見て興味を持ってもらうことができるというのです。

しかも、閉店前に売り切れるように生産数を調整し、購買意欲も煽っているという徹底ぶりです。

 

高級でも売れる店には必ず理由がある、ということの良い手本だと思いませんか。

 

儲けのヒント

コストだけでなく、生産調整し、購買意欲を煽る

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