セルフブランディングで個性的な店作り
ブランディングとは、ブランドの価値を上げるための戦略のことを言います。
価値が上がれば、集客が伸びて利益を出すことができます。
では何故、店の個性を出していく必要があるか分かりますか。
ネットが発達し情報社会と言われている世の中ですが、その情報量が増えていくスピードは早くなったにもかかわらず、実は個人が処理できる情報量は300年くらい前と比較してもあまり変わっていないとも言われています。
人間の脳は、フィルターをかけて自分に必要な情報は、目や耳でキャッチする能力を持っています。
そのため、自分が発信している情報が、他の店と代わり映えしていない場合は、情報を発信してもお客様にキャッチしてもらうことができないのです。
例えば、結婚相談所に登録しても自分から会員を検索し、メッセージを送らないとその他大勢の中に埋もれてしまうのと同じことです。
自分の個性を出していかないと、「見つけてもらえない」「気に留めてもらえない」ので個性を出すことは大事なのです。
個性とは、その人が積み上げてきた実績や、経験・スキル・知識と、その人が元々持っている先天的な天分・価値観・行動特性・能力・役割が重なってできた強みです。
この部分で戦えば、他の人には絶対に負けないというものが、人や会社の個性となり魅力となります。
個性は、魅力となるだけでなく経営を行っていく上で、生き残る戦略にもなる重要なものです。
時にはお客様の要望に耳を傾けることは大切なことですが、なんでもお客様の言うことを取り入れて運営していくと、没個性どころか経営方針がぶれてしまうことになりかねません。
お客様の考えが、自分の考え方には合わないと感じたら、自分を信じて進む勇気を持ちましょう。
そして、自分の個性がどういったものなのかを発信し、お客様の目に留まるようにするのです。
個性は、周囲と比較しても見つかりません。
自分の好きなことを一生懸命やっていると、見えてきます。