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笑う門には福来たる?「笑い」のもたらす健康効果とは

日本には「笑う門には福来る」ということわざがあります。
面白いことに、海外でも同じような言葉があり、昔から人間が「笑い」というものを重視してきたことが伺えますね。
気分を明るくして周りにも楽しい気持ちを伝えてくれる「笑い」ですが、実は科学的な効果が立証されだしています。

この記事では、笑いのもたらす健康効果についてご紹介しています。

 

「笑い」の効果は心理的なものだけではない

これまで笑いが人間の心身にもたらか効果は、あくまで心理的なものだと考えられてきました。
しかしその科学的根拠を探る研究は日々進んでおり、笑うことで免疫力アップに欠かせないNK細胞が増えるという結果が得られたのです。
NK(ナチュラルキラー)細胞はがん細胞やウイルスなどを退治してくれる細胞で、年代を問わず非常に重要な役割をはたしています。

 

さらに「笑い」には免疫システム全体を整えてくれる効果があることも分かってきました。
他にも、痛みを緩和するエンドルフィンが分泌されることが知られています。
いずれの場合も小さく笑うのではなく、身体全体を使って大きく笑うことで効果がより高まります。

 

面白いものを見ると気分が晴れるワケ

 

「面白い」という感情は複雑で、単純に楽しいことだけを指すのではありません。
たとえば自分が興味のある分野を勉強している時に感じる知的好奇心も「面白い」と表現できますし、やりがいのある仕事に取り組んでいる時に「面白い」と感じることもあるでしょう。

自分にとって興味があるものに接して面白さを感じると、考え方に柔軟性が増して行動の選択肢が広がります。
その結果、精神的に落ち着いた状況を保てるだけでなく、ストレスや逆境に負けない抵抗力が身につくと考えられているのです。

 

コロナ禍の現在、家族や友達と大いに語って笑う時間や、新しいものに触れる機会はとても貴重なものとなってしまいました。
しかし「笑い」や「面白い」という感情は、心身を健康に保つために欠かせないものです。
オンライン飲み会やWebカメラなどを活用して、ともに笑い合える機会をできるだけ持ちたいですね。

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